GL-F組 クロアチア戦

 
ここで勝たないと実質終わり。
この4年の、日本史上最も選手層の厚いシドニー組の、総決算を!
 
[スタメン]

     柳沢    高原
 小笠原       中村
     福西 中田 
三都主 中澤 宮本  加地
       川口
 
加地復帰。
小笠原を入れての4-4-2で殴り合いモード。
中村右なのは、サイドに運ぶのではなく、中央にきれこむ動きを期待して、とのこと。
 
[前半]
強い日差し、27℃、湿度35%。今日は大丈夫かな?と。
1分、宮本からのロングボールで、ペナ横右で柳沢が受ける。
中村にあずけるとクロアチアのファール。
FKは中村が低い弾道で直接シュート。
相手選手に当たってCK。
CKは曲げすぎて空中でゴールラインを割ったとの判定。
3分、クロアチアが日本陣内で、左サイドからDFライン前のニコ・コバチに入れて、そこからニコ・クロニチャルのミドルを許す。
ちょっとマークがずれている。
7分、小笠原のセンタリング、DFラインでのキープ、中田のクロスがことどとく弾き返される。クロアチアはカウンターの意識が強く、押し込まれて跳ね返した後は全力疾走。
10分、柳沢の落とし、中田スルーパス。高原は追いつけず。
11分、クロアチアに日本のDFラインに侵入されると日本は体ごとつぶしにいかざるを得ない。相手は倒れるが、ここまでファールを取られることは少なめ。
カウンターに出るところでプルショが倒れたままだったので中村がボールを出す。
13分、左サイド(日本側から見てだよ)で、一旦スルナがボールを持って入れてくる。
そのスルナを小笠原が潰しにいってFKを与える。
14分、中田が左サイドからミドル。枠を外れる。
16分、中盤の競り合いから、加地にスルっとでてペナ横からクロス。
先に飛び込んだ高原をおとりにしたうまいマイナスのボールだったが、後から飛び込んできた小笠原もマークにつかれており、触れず。
20分、ロングボール・クロスにめげたか、引いた状態の中澤・宮本に中田がボールを貰いにくる。中田ははたいた後、二人にもっと上げろとジェスチャー
21分、GKからのロングボールがペナに入れられ、クリアしようとした宮本の前にスルナが飛び込んで蹴られにくる。
狡猾にPKを取られた。宮本イエロー。次節出場停止。
スルナが蹴ったが、これを川口が横っ飛び片手のスーパーセーブ!
CKに逃れる。
鋭いヘッドを打たれるが、サイドネット。ゴールに飛んだらどうなっていたか。
25分、クロアチア陣内にDFまで押し込んで、三都主のロングシュート。
枠を外れたが、低い弾道で威力も十分。
ここまで日本のボール保持率が58%。
再三カウンターは受けているが、殴り合いモードはまずは成功。
27分、気がつくと、敵陣までおしこんでDFでボールを回すということができている。
オーストラリア戦ではやれなかったことだ。
そうやってふってからロングボールで、三都主折り返しもニアに飛び込む選手がいなかった。
28分、クラニチャルがロングボールトラップ一発反転でのミドルが、バー直撃。
30分、敵陣にで普通に前を向けた中村から隣の小笠原へ。
小笠原は強いミドルを打つが、GK正面。
31分、柳沢がボールを受けて突破にかかったところを、が引き倒してFKげっと。
イエロー。
中央ゴールラインから30mのFKは壁の横の三都主に当たる。
33分、バックパスが何故か川口がトラップしようとした寸前で不思議に跳ねて、CKを与えてしまう。
35分、DFラインにドリブルで挑んだ中村。一瞬止まるフェイントで、タイミングを作ってシュートは弾き返される。こぼれ球を中田がミドル。GK横っ飛びではじき出してCK。
37分、宮本のパスミスからクロアチアのチャンス。
なぜかクロアチア選手が次から次に上がってくる。
CKに逃れて防いだが、その再開もクロアチアが前から人数をかけてプレス。
ラスト10分で行くぞ、という約束事があった様子。
39分、日本ペナ前で、加地が中央の密集にパス。
小笠原には合わず流れたボールをさらわれてミドルを食らう。
川口が横っ飛びでなんとか防ぐ。
41分、クロアチアの強襲に対応できない味方に、川口がボールをもって声をかける。
これが遅延行為をとられてイエロー。
43分、CKからプルソがフリーでヘッド。ボール自体が高すぎてうまく合わなかったが、非常に危険。
45分、加地がクロアチアペナ横で2人を相手に抜いてクロス。
クロスは弾き返され、逆襲をくらうが、なんとかしのいで前半終了。
 
[前半終了]
クロアチアが前からいくモードになった時は普通に前でボールを奪われてかなり危険な状況。つなぎにこだわらずにロングボール一発で逃れてもいいのでは。
その他の日本が押し込む状況では、4-4-2対3-5-2の宿命か、サイドに基点を作られてしまう。特に左からくるスルナ。
ここを潰しにいくのが、ポジションチェンジを頻繁にしている中村・小笠原というのも、不安。
しかしボランチが出ると中が薄くなる。
完璧な答えはないんじゃよねー
攻撃面ではあまり崩せず、ミドル・クロスからと、日本が苦手な攻め手中心。
なんとか裏を取れないものだろうか。
クロアチアは引き分けでもいいという面もあるし、守備を固めにくるかも。
 
[後半]
後半開始から福西→稲本。
飛び出しての攻撃を期待したいんだろうが、大丈夫か?
いきなり、稲本が相手を倒す。
ペナルティエリアではなかったが、ぺな右角直前。
FKは壁に当ててスローイン
5分、やっと日本が裏をとれた、加地が柳沢に決定的なパスを出すが、柳沢はあわててアウトに当てて枠を外す。外すほうが難しいような距離だったのに…
8分、三都主が、敵DF前で相手を翻弄してシュートも敵に当ててカウンターを食らう。
稲本がうまくプレッシャーを欠けてボールを中央の選手から放させるが、それでもサイドの選手がひろってクラニチャルにスルー。ギリギリで足を伸ばしてクラニチャルのシュートは、枠を外れる。
11分、加地がサイドを上がっていく中田にだそうとするが、敵に読まれて体を寄せられる。それでも負けない加地。前を向いたところで後ろから倒されてFKゲット。
13分、スルーパスからペナ内のプルソ。中澤宮本二人掛りでサイドに押し出すが、最後は中澤に当てて、CKを取られる。
クロアチアはCK、FKで、日本の高さのない選手との競り合いで確実に触れているのでこれで十分ということか。
15分、またも中央ゴールから25mからFK。中村のキックは上に外れる。
16分、柳沢→玉田。クロアチアDFはドリブル対応に強くないので妥当なところか。
17分、クロアチアのFK、またもクロアチアにヘッドを許す。
18分、中田稲本がカウンター対応にいき、抜けられたところを中村があたりに行き、胸にひじを食らって倒れる。すぐには起き上がれない。
22分、中村のCKが、跳ね返されスローイン。そこから三都主がペナ外でファールゲット。
FK。小笠原が蹴ったが、GK正面。
23分、スルナにイエロー。原因は画面に映ってない。
ここで、DHトゥドルを下げて、FWオリッチ。
3トップで勝負をかけてきた。
27分、CKからのカウンターで、入ったばかりのオリッチ。三都主やむなく倒してイエロー。
35分、久しくないオフサイドゲット。
36分、オリッチが右からファーを狙ってグランダーミドル。わずかに外れる。
そのゴールキックがさらにカウンター。三都主が応対に出るが、クロスを上げられてヘッドは外れる。
どうも、この辺は日本が前に運ぶとすぐに奪われカウンターを食らい続けている。
39分、つながらない前線にじれてか、小笠原が自陣からロングパス。
高原が追うが、GKが出てきてキャッチ。
ここで高原→大黒。
40分、どうも後半半ばをすぎてから中田のパス精度がおかしい。
再三、敵に渡したりサイドを割ったり。
ここでスルナ→ボシュニャククロアチアはFW4人に。
44分、三都主がペナ内左を突破してGK前に平行のボールを入れるが飛び込む味方が 無くCKに逃れられる。
45分経過、ロスタイムは3分。
カウンターチャンスで大黒に当てて中村。中田に戻すが、中田のロングキックがまた狂っていて、反対のサイドを割ってしまう。
46分、中村がサイドに叩こうとしたボールが審判に当たる。
なんとか小笠原が拾って、三都主に出すが、ここで中村・小笠原が両方倒れている。
人数がすくなすぎて攻撃は実らず。
47分を過ぎきっていないうちに試合終了。
 
[試合終了]
引き分けた。
数字上の可能性は残っているが、ブラジルが相手。
無謀だが、ブラジルに勝つというのを最低ラインに設定すると、
これからの試合でブラジルがオーストラリアに勝つという前提で。
クロアチアがオーストラリアに勝つ場合だと、その試合のクロアチア得点+得失点差1を埋めなくてはならない。
クロオージー引き分けでは、ブラジルがオーストラリアから得点をとりまくれば少しマシになるか。
オーストラリア勝ちでは絶望。
 
可能性は数字上に残ってるだけだが。