第12節 浦和レッズ(A)

 
[スタメン]
     アレ  本山
  深井       興梠
      増田 小笠原 
新井場 大岩 岩政 内田
       小澤
 
[サブ]
杉山 羽田 後藤 中後 本田 田代 野沢 
 
TBSによれば本山FWで深井2列目とか。
 
[敵さん
       ワシントン
     小野   ポンテ
三都主           山田
     長谷部  鈴木
   坪井  闘莉王 堀之内
         山岸
 
ワシントン1トップの3-6-1。
 
[J's−GOALのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20060100010120060507_detail.html
 
[前半]
開始していきなりアレックスが削られて、タンカで外に出る。
そのリスタートで、ポンテが左サイドを大岩を寄せ付けずに上がっていく。
石川は守備時に飛び出しすぎていて裏を取られた形。
ペナ横からワンバウンドのクロスが入れられると、中は岩政・内田の2枚。
このラインの手前にボールは送り込まれ、岩政反転しようにも芝が滑る。
その位置にワシントンが位置していたが、さらに手前に小野が飛び込み、ダイレクトで蹴り込んた。
ボランチは小笠原がペナルティエリアにかかる位置まで戻っては来ていたが、誰もマークしておらず小野が飛び込むのを只見ているだけ。増田は姿すら見えない。
開始早々に失点し、0-1。
10分あたりまで、まったくボールを持てない。
攻めるとすぐに奪われている。
なんとか、ボールも中盤まで繋げられるようになた17分。
右サイドをボールを持って上がってきた多分長谷部が、DFライン前のワシントンにグランダーパス。
これを前から戻って来た岩政が奪い返しにかかるものの、奪い合いからボールはDFライン裏にこぼれる。
競った岩政、その前の大岩共にボールを見送るが、ワシントンはDFライン裏に猛然とダッシュ
小澤が飛び出すも、ワシントンにさらわれ、なんとか内田が前に回りこんでスライディングするも交わされて至近距離からズドンとシュートで、2失点目。0-2、やられ放題。
28分辺りに、3度CKを繰り返すもゴールは割れず。
この辺りではかなり前がかりに攻めてはいるが、パスの精度が悪く、逆襲の不安が頭をよぎる。
30分代に入ると、浦和の中盤が間延びし、広くスペースが開く。
実際押し込んではいるのだが、スペースを使う動き出しが無く、後ろに戻すシーンが多い。
アレックスが大きく動き、なんとか攻めを組み立てているといった印象。
40分代もそのまま、攻めあぐねて前半終了
 
[前半終了]
20分までが酷すぎた。
その後の攻勢も浦和が攻めを控えて守っているからという印象がある。
ボランチに本職がいないのは深刻。
 
[後半]
鹿島は交代あり、興梠→野沢。
またも立ち上がり。
CKからペナ前ドフリーの小野へ。
小野がループで決めて3点目。杜撰な守備だ。
6分、サイド突破に掛かった内田を倒して長谷部にイエロー。
14分、深井→田代。今日は顔出しが少なかった深井から高さもある田代へ。
17分、本山→中後。小笠原を前に出すとのこと。
中後は入って2分で小野を削ってイエロー。
24分、カウンターで独走しかけたワシントンに追いついてうまく体をいれた内田。DFのスピード面を担当しているという感じ。
後半も攻勢に出ていたが、徐々にスタミナが切れてきたのか前にでる人数が減ってくる。
30分に達するまでには、奪ってから3人程度でカウンターをし、前を塞がれてやっと2人上がってくるという現状。
それでもこの辺から再び息を吹き返し、浦和を自陣に押し込める。
33分のアレックス。左サイドから野沢入れたボールをペナルティアークでトラップするが、このビッグチャンスもシュートを枠外に外してしまう。
37分、浦和も交代。ポンテ→内舘。
41分、小野→永井。
直後、ペナルティエリアに侵入したワシントンを引っ張って倒し、内田にイエロー。
そしてPK。ワシントンが当たり前に決めて、0-4と屈辱的なスコアになってきた。
その後は特に何も出来ず浦和がしっかり試合を終わらせた。
  
[試合終了]
ボランチがいないという状況で、守備の詰めの甘さが出て出て出て出まくったというところか。
増田の展開力の無さを補わせる為に、小笠原と組ませたのだろうが、守備の方は両者とも本職でないだけに見逃しが多い。
本田は基礎能力を見切られ、中後が投入されたというところか。
なんと未完成なチームか。
攻撃は、予め相手に出しどころ伝えてから攻撃する、テレホンパスに終始。
受け手の、個の能力で何とかしないと点も生まれず。
ドリブラーの興梠と深井を同時に起用して、後半次々と下げてしまうのが不可解。
興梠なんて、後半相手が疲れてきた時に投入するくらいで使わないと、まだまだどうしようもないのでは。
収穫は、中後がオフェンス面では使えることが解ったくらいか。けど、守備面ではこれといった負荷を受けてないからスタメンを勤め得るかは不明だが。
なんとも苦い敗戦でリーグは中断してしまった。