第10節 アビスパ福岡(H)

 
[スタメン]
     アレ  田代
  本山       小笠原
      本田 青木 
新井場 大岩 岩政 内田
       小澤
 
[サブ]
杉山 羽田 石川 本田 野沢 興梠
 
スタメンは前節と同じ。
サブに興梠登場。出番はあるか。
 
[敵さん
      田中  グラウシオ
  薮田            久藤
        城後 ホベルト
アレックス 千代反田 金古  中村
          水谷
 
知らないが、見た感じ4-4-2のBOX。
WYを戦った中村北斗が新井場とマッチアップ。
レンタルで出している金古がCB。
 
[J's−GOALのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20060100010120060429_detail.html
 
[前半]
立ち上がりから福岡の守備ブロックに跳ね返される展開が続く。
4分に田中からボールを奪った大岩が足を押さえて倒れこむ。
起き上がっても足を引きずってかなり痛そうだ。
7分、ロングボール一発でグラウシオに、左サイド深く進入される。
新井場は戻りきれず、大岩が対応に出るが、接触の影響か一発で抜かれてしまう。
グランダーのパスを入れるが、岩政がつんのめりながらも足を伸ばして後ろに戻す。
しかし戻したところに城後がフリーで侵入しており、豪快に決められた。先制を許して0-1。
失点直後、福岡が前がかりに来た所を奪ってのカウンターで、田代がファールゲット。
小笠原のFKに岩政が飛び出してヘッドを決めるが、オフサイド
18分、足を傷めたということで、新井場が石川に交代。
石川投入で左サイドの攻撃がやや活気づく。
得点はそれとは関係のない26分。
カウンターでアレックスが久藤に倒されてFK。久藤はイエロー。
小笠原がGK手前でバウンドするボールを入れ、これをGKがはじいてしまう。
そのボールをアレックスがヘッドで押し込んで1-1と同点。
再開直後に、グラウシオが岩政と競り合ったままペナルティエリアに侵入するが、小澤が至近距離のシュートを止めて難を逃れる。
33分、鹿島ペナルティエリア内でのシミュレーションでグラウシオにイエロー。
その反撃で石川がするすると上がっていき、ボールを受けて敵を前に置いたままクロス。
アレックスが福岡DF陣の隙間へ侵入して、フリーでヘッドして決めて逆転。2-1。
39分、カウンターに出たグラウシオを小笠原が潰した・・・と思ったら実は自爆。
痛がり様が尋常ではなく、グラウシオがタンカで外に出る。
 
[前半終了]
崩している訳ではないが、点数ではリード。
他はあんま言うこともなし。
 
[後半]
福岡は開始から選手を入れ替えてくる。久藤→古賀。
2分に石川のクロスで田代のヘッド。石川のクロスは数少ない有効な攻撃パターンとなっている。
その直後のFK。左サイドから小笠原が入れたボールは、競り合う選手を抜けて飛び込んだ田代がGKの目前で拾い、シュートをゴールポストに当てながらもゴール。3-1と突き放す。
5分、石川のスルーパスを受けてシュートを打ったアレックスが足を押さえて倒れ、一旦外に出る。
この辺りから徐々に福岡の守備ブロックは緩み、鹿島の選手が前でボールを受けるシーンも増えてくる。
12分、福岡がまた交代。城後→宮本。宮本がDFに入りアレックスを上げるとか。
19分、福岡が鹿島ペナルティエリアを囲んで散々パスを回すという状況になるが、シュートを外してくれて助かる。
23分、鹿島は残り2枚を一気に交代。本山→本田。小笠原→野沢。
中盤はスクウェアからダイアモンド型にになり、青木・増田の攻め上がりが見られるはず。
直後、自陣から跳ね返したボールを全力疾走で追い、スライディングを受けた石川が痛んで外に出る。
32分、間延びした陣形でクリアボールを拾われてカウンターを受ける。
中村があっというまにまばらな中盤を鹿島陣内まで上がり、ペナ前中央で待ち構えるアレックスへ。
アレックスはワンタッチで前へだしグラウシオが抜け出した所をスライディングでボールをはじくが、それを川島が強烈なボレーシュート。小澤が止めてこぼれ球を追ったグラウシオは本田がきっちり対応し、ファールを受けてプレーを切った。
35分、野沢が飛び出してペナ内右からシュートするも外れる。そのゴールキック
ヘッドのこぼれ球を受けて青木がボベルトを弾き飛ばすドリブルで敵陣に侵入。
右サイドで前を塞がれて中央に切り替えしたところで、増田が上がってきたのでパス。
増田は左サイドを上がる石川へ。一気にペナ横まで上がった石川のクロスを、ファーで待ち構えていた野沢がボレー。サイドネットに突き刺さる見事な弾道で4-1。
タイプアップ近くになると福岡も疲れているのか、比較的容易にペナルティエリア付近への侵入を許すようになってくる。が、鹿島もフォローが遅く、強引に攻め急がず時間をかけている間に福岡DF陣が戻ってきて得点ならず。
 
[試合終了]
前半は攻め込まれ、後半は贔屓目に見ても互角。
それでこの大差はラストのクォリティの差だろう。
今日は石川のクロスがそのクォリティの大きな要素だった。
逆に内田は研究され、疲労もあるのだろうが攻撃面では封じ込まれることが多くなった。
それがあるから左サイドが生きるのかもしれないが。
田代がヒーローインタビューを受けているが、石川じゃないかな今日のヒーローは。
田代はゴール以外ではチグハグなプレーが目立ったし。
で、下位3連戦も2つ勝って首位が近くなってきました。
このまま次の大分戦も勝てば…ってこれ書いてる時点で結果はでてるんだけど。