第9節 京都パープルサンガ(A)

 
[スタメン]
     アレ  田代
  本山       小笠原
      本田 青木 
新井場 大岩 岩政 内田
       小澤
 
[サブ]
杉山 羽田 石川 中後 野沢 深井 山本
 
増田が前節レッドをもらい、本田がスタメン。
フェルナンドは故障が再発したとかで、玉突き式に山本拓弥がサブに入っている。
これからスタメンを張ってもらわねば困る田代がやっとスタメン、頑張れ。
 
[敵さん
      田原
    林 
 美尾      中払
   斉藤 米田
児玉 鷲田 登尾 リカルド
     平井
 
京都は4-4-1-1。
田原にポストでもさせるんでしょうな。
 
[J's−GOALのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20060100010520060422_detail.html
 
[前半]
10分くらいまで、軽やかにパスを繋いで攻め込む鹿島。
今日はボールを貰う方の動きがいい。
京都の反撃は数少ない。
左ライン際でボールをもったアレックスからペナルティエリアに横から走りこむ本山へ。
本山の真横ドリブル、正面を切られてボールをマイナス方向へ動かして相手を交わそうとしたかと思ったら後ろをみて走るのを止めた。後方より走りこんでくる青木が目に入ったからだ。
青木は、走ってきた勢いを蹴り足に乗せて、インサイドでゴール右下を速く正確なボールで打ち抜いた。
理想的なミドルシュートで先制し、1-0。
15分、田代がグランダーパスをトラップミスして跳ねてさせてしまう。しかし、ここから脅威の身体能力ショーが始まる。跳ねるボールを奪いに体を寄せてきた児玉を三度跳ね飛ばし、最後は二人に寄せられた状態から反転して抜け出そうとしたところを倒すしかないという感じで倒された。
この強さ。できればもっとそれが生きる局面で使ってもらいたい。
20分辺り。右サイドで中払がガッツリ体を寄せてきたのをあっさりいなした小笠原に感心していたら、本田がルーズボールへの走りこみで負けて、抜け出されそうになったところでボール無しタックルを決めてイエロー。
29分、児玉がスピードを活かして右サイドを抉り、クロスを田原がトラップした。その瞬間に取り囲んでいた鹿島選手5人が一斉に手を上げてハンドアピール。で、ファールにはなったがシュートは打たれた。
セルフジャッジで全員で手を上げるより先にやることがあるだろう。田原についていた選手がいなかったし。
35分、本田のクリアボールの射線に飛び込んだ斉藤が、腹にボールを受け、タンカで外に出る。
37分、ハーフライン付近で本田を交わした斉藤が、センターサークルを越えた辺りからロングパス。
並んで走っていた内田が、田原にあっさりと前に飛び出されてしまい、シュートを打たれたが枠の外。
この時間帯から本田がやけに不安定になってきた、パスを貰う動き出しが減り、ボールを回された時により高度なトラップ・パスを必要とされるようになってきた影響か。
ちんたらしたパス回しを解説の桑原さんにダメだしされ続けて44分。
小笠原のキック精度が本日は狂っていて、CKも大きく流れる。
それを追って右サイドで敵と一対一になった岩政。
なんとかボールを本山に戻したと思ったら、またペナルティエリアに入っていく。
え?戻れよ!?と驚いていたら不安的中、本山が入れたボールがヘッドでクリアされて絶好のカウンターチャンス。本山がイエロー覚悟で美緒を潰し、やはりカードは出された。
ロスタイム、その岩政が田原と競り合って倒れ、膝を押さえて痛がる。
 
[前半終了]
リードしている、押してはいる。
セレーゾ時代を引きずっているのか、1点とったら動き出しが減っているが、
アウトゥオリもそれが不満なようだしなんとかしてくれるか。

 
[後半]
米田が早々に足を引っ掛けてイエローを貰う。
鹿島は奪った後の攻撃で、前に出てくる選手が少なくすぐ潰されている。
選手の能力差で守れているが。
そうこうしているうちにFKを中々蹴らないで、大岩にイエロー。
FKの元となったファールを受けたのが、大岩だからなんだろうが普通にDFラインに下がっていただけなのに、とんだとばっちり。
攻めまくられながらも京都の稚拙さでなんとか守れている20分。田原→松田とFWが交代する。
こちらの交代はまだか。
なんか京都もだれてきた26分、中払→星と交代。こちらの交代はー?
31分、やっと鹿島の交代。本山→野沢。
続いて33分、アレックス→深井。
深井と野沢が動いてやっと攻撃が回りだした。
39分。野沢からペナ内右の深井へ、中へ折り返して田代のシュートを京都DFが蹴りだす。
それを拾って新井場が浅い位置から山なりセンタリング、これを田代が、上に飛び出したという感じの大ジャンプでヘッドで合わせてゴール。2-0。得点した田代は足が攣りかけている様子。
40分に、野沢のバックパスが取られそうになり、大岩が相手の足にスライディングをいれてしまって2枚目のイエロー。退場となった。
前節に続いてまたも10人だが、時間帯もあるししのげるか。
京都は動く、42分に米田→アレモン。同じタイミングで田代→羽田。
羽田は時間を気にしろと周りに言っている様子。
45分、右サイドから斉藤がクロス、飛び出した松田がファーでトラップして楽に決めた。
松田がなんでフリーで飛び出せたかというと、クロスあげた瞬間についていた選手(はっきりと確認できないが多分小笠原)が手を上げてオフサイドアピールに専念していたから。
セルフジャッジしているとこういう結果になる。
47分、ペナ直前で岩政が松田を倒してFK。
壁に当たったボールをダイレクトにシュートされたが、小澤がキャッチ。
48分、今度は鹿島のFK。京都の選手が中々下がらず時間稼ぎ放題。
そして試合は終わり。
 
[試合終了]
1点取るまで良かったが、その後停滞。
青木は、もうタダおめでとうと言うしか。
田代がまた得点。めでたいが、ドリブル・ポストはもっとできるはず。
足が攣るほど守備しなくていいから。
大変なのはCB。大岩が出られず、次節は多分羽田スタメン。
ポジションを奪うほどの活躍を期待したい。
(追記)
・・・って大岩の出場停止はナビスコで消化とのこと。
あーナビスコじゃーなー