第6節 大宮アルティージャ(H)

 
[スタメン]
     アレ  深井
  本山       小笠原
      増田 青木 
新井場 大岩 岩政  内田
       小澤
 
[サブ]
杉山 羽田 石川 本田 フェル 野沢 田代
 
スタメンに青木復活。
まあいつものスタメンですね。
 
[敵さん]
      吉原
      小林
 藤本        久永
    片岡  マーカス
土屋 冨田 トニーニョ 波戸
      荒谷
 
大宮は4-4-1-1。
こじゃれてる。
ウチだってどうせ深井は低い位置で本山は前にでてきっちり4-4-2じゃないんだけど。
 
[J's−GOALのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20060100010220060402_detail.html
 
[前半]
6分、ハーフウェイラインを10m越えた右サイドよりからの長距離FK。
小笠原の正確なロングボールを岩政がヘディングで決めていきなり先制。1-0。
直後、鹿島のDFライン前で吉原が藤本に叩いて裏に走りこむ。
藤本がこれをDFの頭を越す浮き球で送り、吉原がダイレクトで合わせるが枠を外れて助かる。
一瞬でDFラインを無効にされてしまった。
しかし即座にCKから新井場フリーでヘッドで枠をとらえるもGKの攻守、とやりかえす。
この後は、大宮の攻撃をしっかりシャットアウトしてるなと思っていたら、左サイドから持ち込まれてDFライン前の藤本のミドル。小澤が弾いたこぼれ球を吉原がペナ内からシュート、これも小澤が弾く。これが15分あたり。
ちょっと押し込まれた24分、その立ち上がりに延々1分近くDF-ボランチ間でボールをまわしてリズムを取り戻そうとする。
攻めても敵陣で時間をかけると、広く布陣した大宮の選手にパスを出した先を狙われている。
42分、青木が敵ペナルティエリア目指して突っかけたところでファールを受ける。
抗議に夢中になっている隙に、すばやくリスタートしてシュートまで行くが、審判は一旦ゲームを止めていたので、FKはやり直し。
これを小笠原が速いボールでゴール右上角に決めて追加点。ロクに崩せていないのに、2-0と突き放した。
小笠原のFKからの得点は久しぶりに見た気がする。
 
[前半終了]
シュート数は4:6と勝っているものの、決定的なシーンの数では負けている印象。
CKでは2:7と負けているのが、それを表している。
前線でのパスまわしにきっちり対応されているので、ドリブルで突っかけて欲しい。
藤本は要注意、ボランチがしっかりつかないと。そうすれば吉原への危険なボールも減るだろう。
 
[後半]
押し込まれて、大宮の陣形が4-2-3-1に見える状態。
5分に久永が肉離れを起こして離脱。2分ほど後にFWの桜井を投入。
8分には藤本が足を痛めて、ボールを出して一時中断。藤本は交代せずに立ち上がったが、足を引きずっている。スローで見た所、走る時の後ろ足を小笠原に当てて傷めたようだが。
3分ほど様子をみて藤本は小林慶行に交代。
ばたばたとしていたが、14分には、本山がドリブルで突っかけて、ペナ左横を駆け上がる新井場へ。
新井場はダイレクトで中にクロスを送るが、中で競り負け。
17分。ここで、イエローを貰った増田→フェルナンド。深井→田代と交代。
相手の出方をしっかり伺った上での交代なので期待が持てそう。
フェルナンドは中盤底ではなく、ダイアモンド型の左に入り、底は青木1人。
直後、小林慶行が新井場を掴んでイエロー。
このFKは入ったばかりのフェルナンドが蹴るが、枠を上に大きく外す。
続いて、DFライン前でボールを受けて、大岩と向かい合った小林大吾。ワンステップでコースを作って打ったミドルがゴールに吸い込まれて失点。2-1。
直後、右サイドの本山からアレックスにボールが通り、ペナ内でシュートするが上に外す。
畳み掛けるように左サイドを新井場が突破して、ファーの小笠原へ。
トラップしてボレーシュートを放つも枠を外れる。
大宮も打ち合う意思があるのだろうが、ここ鹿島ペース。次々とペナルティーエリアに侵入していくが、中々最後の一つが決まらない。
33分、ライン際でボールを持つも絡みつかれた新井場の身体能力ショー。
がっちりボールを守って前を向いてボールを出せた。
40分、大宮は最後のカードを切る。吉原→森田。
46分、本山→本田と守備固め。
48分、暴言かなにかで森田にイエロー、そしてすぐに試合終了。
 
[試合終了]
低調な試合だったが、しっかり勝って良かった。
藤本が下がらなければどうなっていたことか。
どういうチームを作ってくれるのか、アウトゥオリ監督は。