第13節 清水エスパルス(ホーム)

さて、ひさしぶりのリーグ再開。
中断前の勢いを消さないように、勝ち点を着実に積み重ねて行きたい。

 
[スタメン]
    鈴木  アレックス 
 本山        小笠原
     フェル 青木
新井場 大岩 岩政  アリ
       曽ヶ端
 
ほぼベストメンバー。
累積警告をみると真黄色なのは今は忘れておきたい。
 
[J's−GOALのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20050100010120050703_detail.html
 
 
[前半]
始まった。おお競り勝ってる、などと思っているうちに・・・
開始1分。左サイトを新井場がドリブルで上がり、敵に囲まれて潰され、ファールゲット。
FKのクリアが逆サイドに流れたところを本山がシュートっぽく折り返す。それをすらし気味にヘッドで逆サイドに流されたところにバックステップで待ち構えていたアレックス。
胸トラップから角度の無い所へ流し込み、いきなりの先制。1-0。
局面局面でも競り勝っている、なかなかいい立ち上がりだ。
10分に自陣左サイドのゴールに近いところで新井場と小笠原。敵がこないので、パスを交換していた。そこから何をおもったか新井場が敵に囲まれたフェルナンドにパスを出し、フェルナンドはトラップ後に振り返って前を向いたところまでは流石だったが、やはり取られてカウンターを受けた。何をやってるんだ。
アレックスが清水のラインコントロールにより、何度もオフサイドを取られている。今、小笠原も取られた。ちょっとやっかいだが逆に裏を狙ってもいけるか。
13分、アレックスより引いた位置の鈴木。ロングボールをヘッドでアレックスに落とす。アレックスのはたきを受けて、鈴木の左サイド突破。
ペナルティエリアにまで侵入し、左からのシュートは枠を捉え、GKに弾かせる威力はあった。
鹿島はリードしているだけあって、きっちりボールを回して無理な攻めはしない。前のポジションを追い越す人数も1人程度。
24分頃の市川クロス、ワンバウンドを澤登ボレーがゴールの隅をついたが、曽ヶ端がはじき出して問題なし。
27分、鈴木ポスト本山スルーパスからアレックスがペナルティエリアに切り込んだが、スライディングしてきた清水選手の手に当たってボールが弾かれチャンスが消える。まあ、これは故意じゃないとしてPKは取らないか。
34分、この試合ではよく仕掛けている高い位置からのカウンター。アレックスは右サイドを駆け上がる本山ではなく、DFの密集の間にいる鈴木へパス。このパスをふりむくトラップで抜け出そうとしたところ、清水の斉藤に体を入れられ、足がかかって腕もちょっと引っ張られる。それをまたぎ越してペナ内で自分の目の前にボールがあるのに、手を広げてアピールしながら倒れた。当然PKなど取れず。
そこは踏ん張る場面だろう。シュートにまでいけるほどの体勢を保てなくても、クリアの邪魔になるように倒れていけば次のチャンスも生まれてくるのに。
審判ばかり見てないでボール見て試合しろ。
38分、清水のカウンター。右サイドの市川に対して、DFライン前のファーストチェックに中央から駆けつけてくる本山。スライディングが僅かにアフターで市川の足に入ってイエロー。
 
[前半終了]
先制したため、あまりリスクを犯さずにボールを運び、それでも再三チャンスが作れている。追加点は入らなかったが。
清水のラインコントロールによるオフサイドに最初は引っかかりまくったが、後の方ではうまく対応できたのかオフサイドの罠にかかることはなくなったようだ。
とりあえず前半はこれで良しとしても、後半は相手も修正してくるだろうからうまく対応していきたい。
 
 
[後半開始]
後半も確実に繋いで、敵ペナルティエリアに迫る。
小笠原→鈴木キープ→小笠原→フェルナンド→アレックス→本山切れ込んでミドルシュートといった感じ。
9分にクロスを上げる本山の軸足を刈って森岡にイエロー。
スローでみると、スライディングにいったほうと逆の足で軸足を刈るダークサイドテクニックが確認できます。
そのFKがフェルナンドのバナナシュート。低い弾道で曲がってニアサイドに突き刺さるかと思ったが、黒河のいい反応でギリギリで弾かれた。
この反撃で市川にサイドから強烈なシュートを放たれるが、新井場がしっかりコースを切っていて、待ち構えているのは曽ヶ端ならば当然はじき出す。
そのCKを跳ね返してカウンター。
右サイドからの本山がハーフラインを越える前に潰されたが、中央にパスはだせている。
鈴木が受けて左サイドのスペースに、駆け上がった小笠原ペナ左角から速いクロス。もちろんGKの飛び出せない位置に高精度で飛び、抜け出したアレックスがちょんとあわせてゴール。2-0と突き放す。
攻守に振れまくっていた展開をこちら側に引き寄せた、11分の得点。
この後、清水はDFラインのパス回しを狙って高い位置でプレスをかけてきたが、それにかからず前にボールを運ぶと、中盤では対峙するのが精一杯でポンポンと崩せていた。
そこで清水は17分に澤登→太田と交代。右サイドの高い位置でプレーさせ、3トップのような感じで攻めてくるか。
21分にはその太田のクロスから、チェ・テウクのヘッドがバーを叩く。
走りこんできたチェにアリは良く付いてきていたが、やや競り負け気味。
23分、太田も機能しよくクロスを入れているところで、清水の次の交代は久保山→財津。18歳ですか、フレッシュですね。
28分、自陣中央からチェ・テウクが岩政の動きの逆に大きくボールを動かして抜いていこうとしたところ、青木が競り合ってついていく。振り切られざまに体を押さえ、体勢を崩したチェは倒れこむ。青木はイエローを貰い、ペナルティアークからのFKを献上。
澤登がいないので森岡が蹴り、あっさり上に外れた。
31分に鈴木→野澤と交代。前ががかりな敵の裏を狙うだけでなく、崩せるテクニシャンの投入といったところですか。
37分、清水の交代、伊東→枝村とまた18歳投入。
直後、何時の間にか倒れていた小笠原がタンカに乗って外に出る。痛んだシーンは確認できない。ちなみにボールを出したのは鹿島。返せ十二指腸。
この後、太田や財津のクロスからヘッドを打ち込まれるがなんとかしのぐ。
少し、中盤で負けつつあり攻勢にさらされているなぁと思っていたら、清水のカウンター。DFラインに3人、ボランチは戻りきれておらずといったところからがら空きの右を枝村に使われ、岩政が対応に行くが間に合わずクロスを入れられる。中央、大岩と新井場はそれぞれのマークについているところを大田に飛び込まれてあわせられる。ボランチが戻りきれず、アリが行方不明で、2-1。
(アリは傷んでプレーできない状態だったらしい。なるほど十二指腸。)
45分にアリ→内田、小笠原→阿部と交代。
もっと早い時間に代えられる選手がいればいいのだが、深井は今日はサブに入っていない。
ロスタイムは野澤が2度シュートを撃ったり、清水に押し込まれたりとしている内に終了。
 
[試合終了]
攻守にバランス良く闘って勝ちました、チャンスの数にくらべて得点は少なめです、と。この内容で1点差勝ちってのがなぁ。まあ勝ち点がとれたからいいか。
次節は青木が欠けて薄い選手層のやりくりが大変だ。
とっとと育て、若者。怪我するな、みんな。