WY GL3節 オーストラリア

[観戦記][ワールドユース]WY GL3節 オーストラリア
オランダはベナンに勝つだろうから、勝てば2位な一戦。
引き分けだとベナンの負け方次第。
 
[スタメン]
 
      平山9 カレン11
 家長17  兵藤10   中村8
     梶山7 小林4 
  水本2  増嶋5  柳楽16
        西川21
 
スタメンは前節と変わらず。
 
[前半]
今日もあまりボールの落ち着かない立ち上がり。
3分に直接FKを壁の上を越えて打ち込まれるが、西川がしっかりキャッチ。
6分にザドコビッチにイエロー。
7分、DFライン右外に1人余られ、そこへのパスの対応が遅れ、ペナ前から強烈なシュートを食らうが、西川がまたもキャッチ。
10分にオーストラリアにボールを回される、これを日本にもやって欲しい。
12分に日本も後ろでボールを回すが、中盤に出したところでプレッシャーに晒されどうも繋がりが悪い。
21分に相手ペナ前でカレンが倒され、FKをゲットするが兵藤のFKは枠を上に外す。
24分、日本が長くボールを繋いで相手ペナルティエリア前まで迫るが、中村が中央に切れ込んだところでボールを失い、逆にこちらのペナ前にあっさり運ばれる。切り返しでDFが外されてシュート強襲。ここも西川に助けられる。
32分に壁パスの壁役の走り出しをつかんで家長にイエロー。
36分の増嶋のパスミスから一気に守勢に追い込まれる。最終的に、その増嶋がこぼれ球でドロッセにぐいぐいと押し勝って流れをきる。
この押し合いでタドロッセは足がつったような状況でピッチを出て治療を受ける。
39分に平山の足元でのポストプレイからペナ前でボールが繋がり、梶山がペナ内左にボールを送るが、そこでシュートに行かず、中途半端なボールを打ち上げてしまったのは家長か?
 
[前半終了]
ポゼッションで負けながらもなんとか耐えたといったところ。
それでも後の方では日本もそれなりにボールを回せている。
後半の交代で流れを変えてほしい。
 
 
[後半開始]
梶山がファール寸前のボール奪取を見せて、平山へ。
平山大きなトラップでDFを外してシュートも外れる。
と、いきなり調子よく始まる。
梶山が敵バイタルエリアでボールをさばいて、チャンスを広げる。
7分にベソロブスキがファール後のボールに触ってイエロー。
オーストラリアはザドコビッチ→ウォードと交代。
13分、またも家長が外され、前田が投入される。
家長を残す交代はできないのか。
22分にも交代兵藤→水野。梶山とならんでボールを上手くさばける選手が増えた。
オーストラリアも27分にムシャリク→セレスキーと交代。
30分にオーストラリアの右サイドラインからの長いFKがカーブをかけてゴールに飛ぶ。西川がつかんだかと思ったら取り落とし、それをゴールに打ち込まれて失点。この時間に先制されてしまい、0-1。
日本は36分に増嶋を替えての森本を投入し、勝負をかける。
日本は再三、サイドからセンタリングを上げていくが合わない、オーストラリアは攻撃をミドルできっちり終らせる
41分、前田が敵左サイドで相手と対峙し、足を止める。追い越したカレンへ足先だけでちょこんとボールを出す。
カレンはダイレクトでクロス。ファーの平山のヘッドは後ろへ浮く。それを森本が拾って裏に出し、敵ラインの左外からオフサイドギリギリで飛び出した前田がシュート。キーパーが触るがボールはゴールに吸い込まれた。追いついて1-1。
43分オランダの逆襲。スローインからペナ前でポスト。戻したボールがフリーの選手に渡って強烈なミドル。西川横っ飛びでなんとか弾くも、そのボールに詰められてマクレナハン・水本・西川と交錯しながらもシュートを撃たれた。しかしボールは枠を外れる。
西川は痛んだのかゲームが一時途切れる。大熊監督の「寝てろ!寝てろ!」の声が響き渡っている、ベナン戦の結果をうけてのものか。
そのプレーの再開のFKもなんとか守りきって、ロスタイム。
前ががかりになったオーストラリアの裏に平山がボールを受けてフリー。
ペナ内左に侵入し、よーくGKをルックアップしたシュートは外れる。
オーストラリアのパワープレーをしのぎ続けるうちに試合終了。
この時点ではベナンの結果が出ていないが、このまま1-0なら決勝進出。
 
 
[試合終了]
細かいことをいうけど、小林は相手と対峙したときに極端に半身になって背中側に抜けられてしまうシーンが何度もある。
家長を外したのを嘆いていたが、その代わって入った前田が決めた。
彼も大したタレントでした。
水野・梶山はつねに入れておいた方がボールがスムーズに回るんじゃないかと。
それはさておき、決勝進出決定。よかった、よかった。
次はモロッコ。組み合わせ的には恵まれた方かな。