WY GL2節 ベナン

ベナンのことはゾマホン経由でしか知らない。
まあ日本のチームのことも良く知らないんですが。
 
[スタメン]
      平山9 カレン11
 家長17  兵藤10   中村8
     梶山7 小林4 
  水本2  増嶋5  柳楽16
        西川21
 
今日は3バック。多分あってますよ。
カレン・梶山がスタメンに加わった。
中村がWBということで前節の4バックと同じ面子がいる。
 
[前半]
日本は立ち上がりから縦に猛烈に仕掛けていく、ベナンも反撃では同様に早い仕掛けを見せている。特にフィジカルで負けている様子は無し。
攻撃の組み立てをみるとテクニックでも日本が優勢な感じで、日本が攻めている時間が長い。
家長が積極的に左サイドをえぐっていく姿が目立つ。
 
20分を過ぎたころから、ベナンのプレスをかけてくる高さが解ってきたのか、落ち着いてボールを回して組み立てていくシーンが増えた。
しかし、シュートにまでいけずに、人数をかけて攻めた後のカウンターを再三うけ、徐々に日本の前の人数が減ってくる。
 
31分には増嶋が、相手セットプレイ時にボールに触れたことでのイエロー。
このWY独特のカードだ。
この時間帯は、日本は守備に追われている。
徐々にベナンのオモトヨッシがマークの交わし方を心得てきたのかペナルティエリアに迫ってくるようになる。。
 
36分、相手のロングボールを日本のディフェンス3人(柳楽 小林 水本の並び)が自陣ペナルティエリアまで追いキーパーがキャッチ。中盤との距離が大きく開いたところを水本が右ライン際に戻ってきた兵藤に出すが、トラップが大きくなったところをアグベシに奪われ、まだ中盤と乖離している前述の3人が作るラインの前にベナン選手3人が迫る。中央の小林がペナルティエリアの中央に位置しているのに対し、ベナンは(日本から見て)右にずれている。その為、右の水本が真ん中のアグベジに寄せざるを得ず、さらに右の位置でフリーになったマイガにパスが出てしまう。水本は必死にマークを切り替えてマイガの前まで走るが、切り返しで外されて狭いニアのコースにシュートを決められてしまった。先制され、0-1。
即座に家長の突破からのクロス、平山のヘッドと反撃したが僅かに外れた。
 
40分にハーフウェイラインで平山が競り勝ったボールを兵藤が右サイドを駆け上がる中村に出す。中村はダイレクトでセンタリングを上げたが、蹴り損ねたのか高く上がりすぎてファーに落ちる。それをカレンがヘッドで後ろに戻すと梶山がペナ前から低く強いミドルを打ち込むがGKにはじき出された。
前半終了前にはベナンのDF陣にボールを回され延々と時間を使われた。
 
[前半終了]
勝てると思っていたらミスから失点してしまった。
しかしまだ前半、集中を切らさずに的確な交代を得て闘っていけば十分にやれる相手だと思う。
オモトヨッシなんてJの外人選手相手にしてればそれほど凄いアタッカーでもないし。
日本には最後まで走りきるスタミナもあるし・・・ベナンのスタミナは知らないが。
 
 
[後半開始]
後半から梶山を水野に交代。
水野は中盤でボールを落ち着け、5分にはペナルティエリア内でセンタリングからのボレーシュートを披露。
ポゼッションサッカーもできるのかと思ったが、10分を過ぎると前半のようなカウンター合戦に移行。
18分には左サイドからペナ前ど真ん中までドリブルで切り込んでいった家長が潰されてFKゲット。これを水野が壁の上を抜いて決める。1-1と追いついた。このリスタートで平山がなぜかイエロー。
25分に家長がファールを受けた後にボールを軽く触ってしまって、ベナン3番MFのオルが2枚目のイエローを貰い退場。簡単にレッドまで行くのか・・・厳しい適用だなぁ。
ベナンは28分にオセニをナジルーに代えたが、これはFW同士の交代。
31分にカレンを森本に交代。追いつきたいところ。
直後、に家長の突破をスライディングで倒すしかなく、ベナン13番ナジルーにイエロー。
36分、ペナ内に放り込まれたボールに果敢に飛び出したGK西川が12番アグベッシと交錯して両者痛む。
38分、家長が苔口と交代。家長突破はベナンに脅威を与えていたと思うんだが。
46分、オモトヨッシが痛んで、タンカで外にでる。ベナンフィールドプレーヤー8人となった。が、リスタートで、GKへのチャージを取られ、寝転んで時間を使われる間に復帰。
 
 
[試合終了]
1人退場した数的優位を欠片も生かせなかった。
平山がオランダ戦ほど前で競り勝ちまくるという訳にいかず、後半の水野・家長が並び立ったあたりでの両者の良さが目立った。その家長が数的優位になった時に交代で外された。そこはもっと守備的な選手を削る場面だと思うんだがなぁ・・・