第7節 ジュビロ磐田(ホーム)

 
[スタメン]
      本山 アレックス
  深井       小笠原
     フェル 青木
石川  大岩 岩政  アリ
       曽ヶ端
 
練習中の怪我で新井場が欠場。
折角、両サイドの守備力が万全になってきたのに・・・
替わりは守備に不安のある石川。新井場はイエローもリーチ状態なのでこの先もう一回は出られない試合が来るはずなのでうまく持ち味を出してほしい。
そして活躍を重ねていた野沢がついに、と言った感じで離脱。
交代カードとして定着していた深井を中盤にいれて、本山がFWに。
90分持つといいが。
磐田は干していた藤田が移籍騒動でスタメンに。まったく余計なことを・・・
 
[J's−GOALのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20050100010220050424_detail.html
 
 
磐田が右サイドで3人がトライアングルを作ってパスを回しているのを小笠原が猛烈なチェイス、パスが乱れ慌てて蹴った所をフェルナンドがボール奪取、アレックスに渡してそこから深井へ。
受けた深井はドリブルで1人交わして、ペナルティエリアにかかったあたりでシュート。
開始1分でいきなり、深井のゴール。1-0。
序盤からお互い寄せが早く、ガツガツと相手にぶつかりあう展開に。
点を取られた磐田はともかく、こちらはあまりお付き合いしなくてもいいのに・・
と、思っていると絶好のカウンターチャンスに抜け出そうとした深井が真後ろからスライディングを食らって、タンカで運び出される。ボールに行っていたとのことでカードは無し。
15分、アレックスが当てられたボールをダイレクトに前方に叩き、青木が飛び出してシュートで強襲するが外れる。
17分に続いてアレックスの叩きから、敵の真っ只中のフェルナンドへ。
体を当てられながらも、前へスルーパス。このパスに飛び出した深井がシュートするもGKに弾かれる。しかし、こぼれ球を小笠原が押し込んでゴール。2-0と引き離す。
20分に、足を引きずり気味な深井は増田に交代。好調と見るや即座に潰しに来られた・・・のか?
22分には前田からパス一発でDFの裏へカレン・ロバートが侵入し、1対1でシュートを撃たれたが、曽ヶ端が体に当ててセーブ。
その後は両チームがうまく中盤スペースを埋め合い、ボールを奪い合う展開が続く。
35分あたりから本山が連続で削られ、踏ん張りが利かなくなったのかころころと倒れる。
本山が運けなくなってくると増田が代わりに前にでるが、ラストパスに対してアレックスと同じところに走り込んでしまったりと連携がイマイチな場面が目立った。
運動量とスピードは評価できるレベルにあるので今後に期待。
そうこうするうちにやや優勢といった感じで前半終了。
 
後半一分、右サイドで持った小笠原から敵DFラインの前の本山に、DFラインの裏にアレックスが位置していたがオフサイドで出せない。そのアレックスを囲むように磐田のDFが集まった所に右から増田が飛び出し本山が当然のように高精度のスルーパスを合わせるが、シュートは吹かしてしまう。
ここで決めきれなかったのが痛かった。
その後にハーフラインを越えて右サイドをドリブルで上がる西から、DFラインの左に開く動きのカレンロバートへロングパス一発。サイドに追いやられそうになりながらもボールを戻すと、ペナ前でフリーの大谷に渡り、シュートを打ち込まれて失点。2-1。
左に流れたカレンに大岩がまず付いたが、ここに石川まで戻ってきてしまい太田をフリーにした格好。ボランチはといえば、フェルナンドはシュートの時にペナ内に戻ってくるのが精一杯(太田の逆サイド)。青木は戻りきれず。まず石川がカレンに対応できていたら、と見直してみると、中央で大岩が下がった位置でカレンと走りあいになる、そのとき石川は大岩より浅い位置で自分の後ろのスペースへ走り込まれている。大岩が1対1の対応について行ったのだから替わりに中央のカバーに入らなければならないところを、同じ相手に詰めようとしてしまい、太田がフリーになった。
7分、左サイドから上がったクロスを曽ヶ端が取り落とす。
これを藤田がスライディング気味に打ったボールが枠外へ、と思ったらカレンが行き過ぎており、これを戻し、藤田は座ったまま合わせてゴール・・・と思いきやカレンがオフサイド
岩政がゴールラインの直前にいたのに、カレンはさらにその前にいたとのこと。
ここでも左からクロスを上げさせちゃいかんのは石川ですね、と。
この後は前掛りの磐田に押し込まれ、反撃が繋がらない。33分には増田→内田と交代し、アリを前へ上げるがろくに攻撃に絡めず。44分にアリ→中島と交代するころには磐田も攻め疲れ、ロスタイム中は押し込むことができたが前にでる選手が少なく、チャンスは生まれず。見所は中島が相手と肩で競り合って潰す成長っぷりくらいで試合は終了。
 
また勝ち点3を加え、依然2位の名古屋と勝ち点5の差をつけて首位。
しかし、後半の内容がまずすぎた。
離脱者の穴を埋めきれない層の薄さを露呈したのではないか。
そういや、荒い荒いといってたアレックスの叩きがずいぶん良くなっていた。