第1節 浦和レッズ(アウェー)

 
やあ、'05シーズン開幕ですね。
'04シーズンに書いてたような、ねちっこい時系列記述もイマイチ意義が見出せないので、記述方法を考えつつやっていこうと思います。

[スタメン]
      鈴木 アレミネ
  本山       小笠原
     フェル 青木 
新井場 大岩 岩政  内田
       曽ヶ端

このスタメンで気になるのはやはりアレックス・ミネイロ
助っ人らしい実力があるのかどうか。今期の順位すらそれで決まってきそうな感じ。
省略して書くときはなんと書いていいのか解らないあたりも困った存在だ。
 
他には青木ボランチ
新人・外人と入ってきて今まさに正念場。
そこそここなせていた右サイドの経験が生きるか。
新人は一人もサブに入っていないが・・・
 
[J's Goalのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20050100010120050305_detail.html

序盤、浦和の激しいチェイスに対抗して激しくぶつかって行き、中盤でのボール奪取合戦となる。
激しくぶつかり合う中で前半6分、7分とフェルナンド、青木が連続イエロー。
シュートを応酬しあっていたが、10分を過ぎるころには鹿島の前へのパスがあっさり断ち切られてすぐに逆襲を受ける展開に移行。
エメルソンが本来のコンディションならば前半で試合を決められていただろうが、今年も合流が遅れた影響かシュートは外すわ、体のキレはないわで助かった。
青木は闘志過剰、気持ちばかり先に行って荒くぶつかってはファールをとられていた。
劣勢の中、ゴール前の低い位置に密集する守備で、間延びした中盤にパスの出しどころは無く、前線へは安易なロングボールという去年のままのシーンが目立つ。
そんな中、新井場のオーバーラップからのクロスのこぼれ球を小笠原が拾って鈴木に上げてCKを得る。CKから上がってきた内田へ渡りクロス、またもやこぼれ球を小笠原が鈴木に上げて、ネネに体を弾き飛ばされながらも体を捻ってヘッド。やまなりのボールは飛び出した都築の頭上をこえてゆっくりとゴールに吸い込まれた。劣勢の中先制し、1−0。
その後、リスタートの間に三都主と鈴木が激しい口論、そこから離れていく時に
アルパイが鈴木の顎をつかんで押し上げ、鈴木が倒れる。アルパイはレッドカード。
退場際にも同じように突き上げていった。
'04 2ndでも同じように、プレーに関係ないところで髪の毛を引っ張って引きずり倒したりしていた。こんな行為で退場されたり試合を休まれたりしては溜まったもんじゃないなぁと思うが、他所の選手なんでどうでもいい。
 
劣勢ながらもリードを保ち、混乱の中相手の人数が減り、と有利な状態で後半へ。
後半も前半と変わらず、間延びした状態ですぐにカットされて逆襲を受けるという展開に終始。
本田が投入され、ドリブルであっさり抜かれてしまうのではないかという悪寒が走ったが守備の局面では適切なポジショニングが効いていた。しかし攻撃においてはフォローの動きがなく、OHが左右に開いた局面などは真ん中がぽっかりと空いてしまった。
アレックス・ミネイロも深井と交代。
日本人のレベルを超えたプレーは見られず。すぐにボールを叩くがそのパスが精度を欠いてボールを失うことが多かった。エウレルのように単独突破で点の取れる選手では無いようだ。
試合は時間が経過するにつれ、前掛りの浦和はDFライン前まで広大なスペースが空いていったが、そこを利用することができなかった。カウンターの局面でも前に動き出す選手が少なすぎて2人程度でディフェンスされるとそれで終わりという体たらく。
結局追加点を奪うことなく試合終了。
 
以下、選手評。
新井場のオーバーラップと1対1の守備能力の高さが目立った。
かなりフィットしてきた・・・のか?
DF陣がシュートコースを切って撃たせた時の曽ヶ端のセーブは完璧。
GKが逆なら負けていた。
本山は後半のスペースのある状態なら極めて危険なプレーができるはずなのだが、守備でヘロヘロになっていたのか、削られすぎたのか目立つことがなかった。
小笠原も代表戦ほどのパフォーマンスは見れず。
勝ちはしたがセレーゾ長期政権の弊害が顕著な試合だった。
ともかく、浦和に勝ち横浜・大阪が負けて展開的には優勝を夢見れる状態であることは素直に喜んでおこう。