アジア一次予選 オマーン(アウェー)

[スタメン]
 
      鈴木 高原
       中村   
三都主 小野 福西  加地
    中澤 宮本 田中
        川口
 
試合がないので日本代表の観戦記を書いてみる。
引き分けでもOKな状況なので、引き気味に守り倒すと予想。
このスタメンは、特に言うことが見つからない。
 
 
[0分]
左サイドに深く進入され、三都主が余裕をもってコースを切っていたように見えたが、やまなりの球がゴール前に飛んでくる。
これをなぜかDF陣がヘディングをかぶってしまい、ゴール前に落ちたところをシュートされる。
 
[3分]
FKがペナルティエリア内に蹴り込まれ、前に入られた田中が相手を倒してシュートを防ぐ。
ファールにならず助かる。
 
[10分]
引いている日本のDFライン。その前に忠実に位置するボランチを遠巻きに囲むようなスペースでオマーン選手がフリーになり、小気味よくパスをまわす。
1対1では優位なのだが、オーマンは攻め手を選び放題。
 
[20分]
日本は少し前からチェックを掛けられるようになり、前述のボランチの周りあたりで最初の守備が開始できるようになった。
FWがより引いてきたおかげか。
逆襲は単発で終ることが多く、攻められる時間は長い。
 
[25分]
髪もユニホームも汗で濡れている様子。
かなり暑そうだ。
 
[30分]
日本の一分以上に及ぶパス回し。
シュートまでは行かなかったものの、選手のレベルの違いを見せつけた。
そのリスタートからボールを奪った高原が、ペナ前あたりからシュートするも、ド真ん中かつ上に外れる。
 
[33分]
足を蹴られながらもボールを奪った高原がハーフラインを越えてドリブルを開始して少ししたら倒れた。ダメージがあったらしい。
 
[40分]
オーマン側の運動量が落ちてきたのか、日本のボール回しが目立ってきた。攻め急がない、引き分けでもいいという戦い方だな、と。
中村・小野とやたら上手いのがいるおかげで多少怪しいパスでもそこで落ち着けることができる。
 
[44分]
攻めあがる局面でポストのように前に立っている中村。
が、そこにボールを当てると、ヒールで前に送る。反応した高原にスライディングタックルがかかり、ボールがこぼれる。それを中村が拾って、またボール回し開始と思ったら腿をあからさまに蹴られてFK。
 
[前半終了]
劣勢な状態から非常にゆっくりと日本のペースへと移行していった45分だった。選手個々がフィジカルと技術で相手より優れているため、このまま行っても相手が落ちてきて点が入りそうな感じ。
中盤を支配され、いくつかのシュートを受けたが、まあ引いて守ってる宿命だし。このレベルの相手だと大丈夫じゃないかな、と。
 
 
[0分]
前半終了時の優勢が続いているような感じでいきなり攻め込む。
高原・鈴木・中村のトライデント孤立気味になったところに三都主が上がってくる。三都主に預けると逆サイドを上がってきた加地へサイドチェンジ。
そこでボールを失った訳だが機能的なボールの動きだ。
 
[7分]
左サイドをえぐった中村が倒れこみながらセンタリング。
ファーに外れた?と思ったところ、そのボールを下がりながらクリアしようとしている敵DFの後ろから走りこんできた鈴木が、後ろからかぶる形でヘディングでゴール!
1-0。
 
[9分]
福西が強引に敵DFの待ち構えるペナルティエリアに侵入しようとして、ボールがこぼれる。丁度高原の前で打ちごろにはずんで、シュート。
コースにうまくとんだが、GKに防がれた。
 
[11分]
日本ペナルティエリア内で混乱。
宮本と敵が競るところに飛び出した川口がボールを取れず、GKのいないゴールにシュート被弾!ゴールラインまでカバーに来た田中がなんとか跳ね返す。跳ね返りを前述の二人が必死にかき出す。
 
[18分]
あ、ジーコが退場…じゃなくて通訳が退場?
・・・?
ちょっと審判が興奮しすぎているようだ。
 
[20分]
そこからのリスタートでも三都主から危険なクロスがあがり、小野が敵DFに被さるようにヘッドを狙う。
 
[30分]
前半開始時の劣勢はどこへやら、普通に攻め込むシーンばかりが目立ち、逆にオマーンの逆襲が単発でカットされている。
 
[33分]
敵陣で相手にぶつかったがボールを取れず、ダッシュで自陣に戻っていた三都主にイエロー。しかし、もう一つパスが繋がってそれが潰されたところでの笛は遅すぎ。審判はやけに興奮している。
すこし前の加持への肘打ちを田中が抗議したのを…ってことはないか。
 
[35分]
カウンターを受けるが、オマーンのアタッカーは守備の人数の揃った所で、プレッシャーを感じて慌ててミドルを打ち、外れる。
よくあるシーンなので記述。
 
[40分]
オマーンの攻撃。あわやワンツーでペナルティエリア侵入かというシーンだったが、戻りをトラップミスして蹴り出してしまう。
 
[43分]
三都主のグランダーのクロスが敵DFに当たって、高原の前に絶好の形で転がるが、シュートはコースを切りに来たDFに当ててしまう。
 
[46分]
この時間に日本は初交代。
鈴木→玉田。
相手の裏を狙うこともあるだろうが、時間かせぎだろう。
 
[試合終了]
90分間、結果がでるのを待っていたとでもいうような狙い通りの展開。
勝利に転じたのは、鹿島の試合で確認していた鈴木のFWとしての向上が出た形。高原の方がシュートまでいく回数も多く、何度かは絶好の機会もあったのだが。シュートまでいくところもFWの能力だからそこは評価しとかないといけないけど。
オマーンの選手は技術が低く、ファーストタッチが流れてしまうシーンが多くてかなり助かった。
2次予選で相手のレベルが上がり、さらに試練は続く。