第7節 FC東京

 
[スタメン]
      鈴木 バロン
  本山       小笠原
      中田 フェル
新井場 大岩 岩政  内田
       曽ヶ端
 
 
連勝していた浦和を止めてくれたFC東京戦。
特筆すべきは2top。鈴木・バロンと、ちょっとバランスの悪いと思われる組み合わせに戻している。野沢が怪我ということもあるだろうが、とりあえず前半はボールポゼッションを上げていく狙いが見て取れる。
同様の狙いか骨折の癒えない本山もかりだされている。
CBには金古が累積で出れないので岩政が入っている。
今まであれだけ不安定な金古の後塵を拝することになっていたのはそれなりの理由があるのだろうと思っていたが、出たからには大化けを期待するしかない。
 
 
[1分]
サイドの守備に鈴木、本山が両方戻ってきたりと慎重に守備的に立ち上がった、
と思いきやいきなり得点になりそうな攻撃。
バイタルエリアで持った小笠原から上がってきた内田へスルーパス
右サイドからのクロスをゴールに突っ込まないで待っていた鈴木がボレー。
バーに当たり外れる。
相手が揃っている状態で崩せることを示した。
 
[11分]
ゴールに向かってドリブルしていたバロンがファールで止められFK獲得。
フェルナンドが蹴るが、威力あるグランダーのボールは枠を外れる。
小笠原もそうだが、最近直接FKが入る気がしなくなってきている。
 
[16分]
小笠原のCKからDFの前に入ったバロンがハーフボレーで合わせる。
至近距離かつゴールまでにDF無しだが、上に外してしまう。
 
[17分]
中央で中を切っていたが縦に走られて、ふり切られ気味になったフェルナンドがスライディングで相手を止め、イエロー。
スローで見る限りはボールに行っていたようにも見えるが、足がちょっと上がっていたのが原因か。
これで次節出場停止。
 
[20分]
敵のFKではバロンもペアナルティエリアに入っている。
そのバロンのヘッドクリア。
 
[26分]
ペナ左でロングボールを受けた小笠原が、プレッシャーで後ろにドリブル、と見せかけてヒールパス。このパスで左サイドをゴールライン近くまで本山が進み、そこからバックパス、受けた小笠原が上がってきた新井場にだして、ドリブルでペナルティエリアを切り裂いていくが、最後の1タッチが大きくなりシュートできず。
 
[30分]
ハーフライン近くまで引いてきたバロンがはたき、中田が左サイドへスルーパス
追いかけた鈴木のペナ横からのクロスは敵に当たりふわりと浮く。
そのボールをヘッドで競ったのがバロン。ゴール方向へ浮いたボールを、飛び込んできたフェルナンドが左サイドボレーでゴール。1-0。
ポゼッション重視な面子で見事に先制。
 
[41分]
ルーカスがハーフラインを超えたあたりからドリブル開始。
中田が中を切るところへ本山が当たるがそのまま突破。
同じように中をきる大岩を避けて、ペナルティエリアへ。
ペナ内で内田と岩政が二人がかりで止める。
最後に止めたのは岩政。
このプレーで内田が痛み、タンカに乗る。
 
[前半終了]
狙いどおり。
特に崩されることも無く、敵のクロス・ロングボールもことごとく曽ヶ端の網にかかっている。その中で1点先制した。
同点以下なら交代で攻勢をかけるところだが、リードした状態でどうでるか。
 
 
[1分]
スローインを絡まるように競り合う、鈴木と金沢。
鈴木が振り切ろうとして倒される、金沢は一旦後ろを向いたりしてから頭を押さえてゆっくりしゃがみこみ、倒れている。
スローで見ると振り切ろうとしたときに肘が入ったようだが、この倒れ方は訳が解らない。痛いからアピールするために寝っころがったというところか。
もちろんタンカで出るまでもなくプレーに復帰している。
 
[10分]
鈴木が相手を振り切るときに相手に手が入ったり、内田がクリアしようとしているところに側頭部に頭突きを食らったりと、接触プレーの応酬が目立つ。
 
[21分]
ここでFC東京は石川を投入。
ペナルティエリアに入られる場面が増えてきただけに不安が増す。
 
[23分]
敵の交代にあわせて本山→青木と交代。
ボランチに移行か。
 
[36分]
バロン→中島。
うーむ、試合で書くことが無くて困る。
 
[44分]
加持が痛んでいるのでビデオで該当の接触のところを見返す。
コマ送りで見ると、スライディングでボールをはじき出した小笠原の胴を蹴って痛んだようだ。
 
 
[試合終了]
狙いどおり1-0。
DF陣には自信になったというところか。
チーム全体の守備的な意識が助けたとはいえ、岩政は守備に安定をもたらした。金古より優位にあると思う。