第4節 セレッソ大阪

 
[スタメン]
      鈴木 バロン
  本山      小笠原
      中田 フェル
新井場 大岩 金古  内田
       曽ヶ端
 
またしても代表明けで疲労が気になるスタメン。
相性の悪いセレッソに通用するだろうか。
 
 
[2分]
新井場が近くの鈴木に預けてダッシュでサイドを駆け上がろうとするが、
鈴木がマークされてて前に出せる状況じゃないし、新井場自身もしっかりついてこられている。新井場はこういうバレバレの仕掛けが多い。
 
[4分]
バロンが強引にドリブルでペナルティエリアに侵入しようとして、右サイドへこぼれたボールは本山が拾う。切り替えし一発から正確なセンタリング、バロンヘッド。
上へ外れた。
 
[7分]
左サイドラインまで移動してフリーでボールを受けた本山が中央にむかってピッチ横断ドリブル。チェックに来た敵二人を切り返しで外してロングシュート。
バーに当たったボールがGKの後頭部に跳ね返りゴール。
ギリギリの高さを狙う確かな技術がもたらした得点。
1-0。
 
[11分]
セレッソのゆるいマークのおかげでいつものバイタルエリアでいいようにボールを回し、遠めの内田のセンタリングにフェルナンドのヘッド。上へ外れる。
 
[13分]
小笠原がハーフラインあたりからグランダーパス。
ペナルティエリア前のバロンにわたった。トラップをばたついたせいでシュートは威力なく、GKがキャッチ。
 
[14分]
左サイドでロングボールを競り合いながら受けた鈴木がドリブル突破。
ペナルティエリアを深くえぐりながらもマイナスパスを受けるのがバロンしかいないため、敵DFに用意にカットされてしまう。
そこからの展開でボールが左サイドに張っていた森島に渡り、そこを起点に右サイド・中央とボールが渡り、ペナ前ど真ん中でノーマークだった大久保に決められてしまう。1-1。
金古が内田のカバーに行ってしまった判断ミス。
 
[17分]
失点し、前への意識が増して波状攻撃。
中央ばかりをやぶっていくものの、当然敵も人数がいるので決めきれない。
 
[20分]
左サイドを森島に破られ、綺麗なセンタリングから西澤ヘッド。
上へ外れる。
 
[21分]
ペナ前中央の密集につっこんでボールを失わない本山から鈴木へラストパス。
シュートは敵に当たり、CK。
スローで見ると、密集に突っ込んでいく前に指をさして鈴木に指示を与えている。
今日の本山は骨折してるのにキレキレだ。
 
[25分]
ペナ前でボールを受けた大久保が素早くシュート。ポストを叩いて外れる。
ここでも大久保に付ききれていない。
人の位置だけみると普通にポストプレイっぽく戻すしかないような状況だといいうのに。
 
[30分]
金古が放り込みを跳ね返したボールが古橋にわたり、フェルナンドは後追いしかできず、金古はスライディングするも軽く交わされ、ゴールを決められてしまう。
1-2。
解説の人は金古のスライティングを判断ミスと責めている。その通りなのだが、この場面は大岩の動きもおかしい。新井場がついているサイドの選手へのコースを切る位置にいて、ゴール方向を空けてしまっている。
 
[38分]
新井場の低いクロスにかがんでヘッドであわせようとした鈴木が、のしかかるような潰され方で痛み、タンカで一旦外にでる。
 
[43分]
内田が戻りきれないハーフライン越えた辺りの右サイドで、ボールを受けた大久保を金古がガッツリ削りファール。プレーの流れは止まるわカードはでないわセレッソ的には災難。
その後、報復チックに本山を削りイエローカードを貰う大久保。
本田さんに教育してもらわにゃいかんね。
 
[前半終了]
小笠原は一体何をしているのか?特に守備に貢献するでもなく、低い位置に居座り、パスをだしてそのままぶらぶら歩いている。
セレッソは森島が起点になった時に要注意、なのだが低い位置から出てきて左サイド(セレッソ的には右)でボールを受けるためかフリーでボールを扱わせてしまっている。
 
 
[47分]
新井場が中央の小笠原にパスし、反転ミドルシュート
GK正面でキャッチされてしまう。
セレッソはこの形で2点とってるのになぁ。
 
[49分]
本山からロングパス、小笠原が受けて見事なカウンター。
ペナルティエリアに侵入してシュートにいたるも、丁寧にサイドを狙いすぎたせいか、枠を外れる。
ハーフタイムで小笠原が上がるよう指示がでたのか、連続シュートとなったが、チャンスを決めきれない。どうした?もっとやれるはずだ。
 
[53分]
鈴木→野沢に交代。
バロンと鈴木ではどちらも前線の起点としての役割で、フィニッシュを誰がきめるのかという問題を感じる、今日のセレッソくらいプレッシャーが弱ければ、線は細いがシュート精度のある選手をつかっていくべきだった。
 
[56分]
中田が相手陣内に侵入し、バイタルエリアの本山にパス。
3人に囲まれて奪われたボールがこちらのDFライン前に出るが、なんとボランチが誰もチェックにいけない。フリーの状態から最終ライン裏にボールが出て大久保が簡単にシュートを決めてしまう。1-3。
また大久保をマークできていない。が、それ以前にDFライン前のチェックが皆無ではDFばかり責めるわけにはいかない。どうなってるんだ、このチームは。
 
[60分]
2人一気に交代。金古→本田、バロン→深井。
本田はきっちりDFライン前の守備という狙いか。深井の投入はもう起点ではなくすぐシュートにいけるようにといったところか。
3バックか?どうなるんだ?
 
深井の右サイド奥でスローインをゲットしそこからペナルティエリア内までふかく崩し、小笠原からフェルナンドへペナルティエリア内のスルーパス。股ぬきシュートが決まり、2-3。
すぐにボールを取り替そうとしてもみ合いになり、本田にイエロー。なぜか西澤にも出た。
 
[66分]
右サイドゴールライン近くから野沢が戻したボールを内田がダイレクトでセンタリング。
ファーポストに飛び込んだフェルナンドのヘッドはポストを叩く。
跳ね返りを新井場がシュート(深井へのパスかもしれない)敵DFを背負った深井にあたり、こぼれ球をGKがキャッチ。
 
[68分]
新井場のクロスがペナルティエリア内で落ち着かず、跳ね回る。
大量に侵入したうちの選手のなかで深井がシュートにいくが、入らず。
 
[72分]
自陣でファールを受け、倒れた選手をそのままに速いリスタートから、中央右から内田が縦に浮きダマを出し、ワンバウンドの落ち際を野沢がボレーシュート。ファーに決まり、ついに追いつく。3-3。
 
[75分]
コーナーキックから深井がドフリーでヘッドするが、枠を外れる。
バロンなら決めていただろうが、マークもついていたか。
 
[79分]
中央に飛び出した大岩が西澤とヘッドせり負け、こぼれたボールを大久保がミドルシュート。曽ヶ端のナイスセーブで難を逃れる。
このCKの跳ね返りからカウンター。大岩→小笠原→深井とわたり、ペナ右角で受けた深井が中央に短くステップしてシュート。ファーポスト上隅にきまる。
逆転、4-3。
 
[85分]
ペナルティエリア前でロングパスを落とした本山がアフターで倒され、FK。
小笠原が蹴ったが左上へ大きく外れる。
 
[87分]
小笠原の相手陳内深い位置でのキープ、相手の交代、ゆったりとしたパスまわしと、時間のかかることをしてるうちに90分を経過しロスタイムに。
それにしてもセレッソの交代は全然効いてこない。
 
 
[試合終了]
交代策がずばり決まり、相手を圧倒し終了。
しかし、セレーゾを誉めるには交代前のチームバランスが悪すぎる。
ボランチ・SB・CBに約束事を徹底させてほしい。
両CBは非常に不安定。ミス頻発の金古と当たりにいけていない大岩。
ボランチはフェルナンドが上がりっぱなし、ならば中田は守備専門となるかといえば、普通にセントラルMFみたいな動きをしてしまっている。
攻撃に関しては、キープ・ポストからボール保持率を高める2topを引っ張りすぎた感がある。セレッソほど守備がゆるければ(48分のボランチ久藤の負傷交代で一層ゆるくなったということだが)バロン・鈴木はどちらか片方でよかったはず。あと前半寝ていた小笠原、彼のポジションを脅かす選手がいないからか能力からしたら流しているような印象を受けた。