GL-F組 オーストラリア戦

 
ついに本番。
この初戦、勝ち点3は必須!
 
[スタメン]

     柳沢    高原
        中村
三都主 福西 中田  駒野
    中澤 宮本 坪井
        川口
 
[前半]
開始1分、オーストラリアペナ前でFK。
いい位置ながらも中村のキックは壁に当たる。
3分まで見た印象では、オースラリアは後ろで回してロングボールという攻めか。
日本の組み立てはFWまで中々渡らない。
4分、三都主の突破は抱き疲れ気味に潰される。
5分、プレッシャーの掛からない宮本が、状況打破の為前にドリブルで出ててロングボールを入れるがオフサイド
6分、右サイドからペナ内に侵入したビドゥカが、シュート。跳ね返りをまたシュート。
CKに逃れる。
8分、オーストラリアのカウンターを駒野が体をぶつけて潰す。
9分、オージーが前掛りになったところを奪ってカウンター。
10分、やっと中村がフリーで前を向いて敵陣をドリブル。
右サイドに開いた柳沢に出すが、敵に当ててCKを取る。
CKは日本のファールとなる。
もう10分すぎた。日本の組み立ては厳しいつぶしにあって中々機能していない。
てゆーか、俺がオーバーペースすぎ。
11分、柳沢が潰されたこぼれ球を福西が拾ってミドルシュート。上に外れる。
13分、またもビドゥカが右サイドからペナに侵入。
ペナ内でボールをもたれても中々奪えない。
シュートのこぼれ球から危険なミドルを被弾。
15分、前の選手がピッチリマンマークを受けているので、中澤が前に出て左サイドを突破しようとするが、奪い返され、逆にキューウェルのサイド突破を受ける。
もう20分まできた。ここら辺は日本はペナルティエリア付近に集中して、その外線を囲んだオーストラリアがパスを回す展開。
21分、左サイドから中央に切れ込んだ三都主から高原のミドル。わずかに左に枠を外す。
22分、柳沢がファールゲット。ペナ前20mといったところ。グランダーでトリックプレーを狙うがカットされる。
24分、再び日本がペナ前で囲まれる。日本DFラインに侵入した相手に当ててからのミドル。川口がギリギリ弾いて、中澤くりあ。
25分、駒野が右サイドをペナ横まで抉る。深い位置から中村に戻すと、中村はわずかに中央に切れ込んで浮き球をゴールに送る。GKと柳沢、高原両者が競ると、ボールは誰にも触れられずにゴールに吸い込まれた。
日本、先制!
その再開からキューウェルが反転ドリブルからの危険なミドルをぶちかますが、わずかに上に外れてくれた。
29分、低い位置の守備ブロックを崩さない日本を前に、オーストラリアはDFラインでボールを雨後下位s手隙をうかがう。
最終的にほうりこんだボールは中澤が先に対応したが、ヘッドでCKに逃れてしまった。
その跳ね返りから。
日ダリサイドに対応に出た宮本がイエロー。
いままでのW杯の試合で何点かきまってる危険なペナ横からのFK。しかし、しっかり弾き返した。
その反撃でビッグチャンス。
パス交換から柳沢がペナルティエリア内でDFと対峙する、逆サイドを狙って浮き球を送るが流れた。
32分にも、高い位置でボールを奪い。
中央日本選手が集まっった脇を左に抜けた柳沢。ペナに差し掛かった所からのシュートは外す。
34分、日本右サイドからペナ左へアーリークロスキューウェルのボレーは足裏で押すような形で、弱く川口キャッチ。
35分、高原の中央突破。ペナ内の柳沢に預けるが、スライディングタックルをまともにうけて倒れる。
足を痛めたか、倒れる時間が長く、起き上がっても(自分で歩いてだが)ピッチから出されてしまった。
36分、柳沢戻る。
ブレシアーノが日本のペナ右横を抉る。
駒野と坪井が対応に出るが、ライン際で倒れながらのクロスを許す。
ふわりとした弾道で川口キャッチ。
38分ハーフウェイラインからのFK。中田がペナ内の柳沢へ送るがオフサイド
その再開にボールを触った高原にイエロー。
40分、DFラインから飛び出してディフェンスに行った中澤がファール。
ペナ前10mからのFK。壁を巻いてワンバウンドながらも速いボールは、外れてサイドネット。
41分、ドリブルで相手を置き去りにしようとした中田が後ろから倒されるが、ファール無し。
ロスタイムに入ると、オーストラリアをペナルティエリアに押し込み、三都主のシュートのこぼれ球をまた拾ってから、
後ろに戻してしっかり回して時間を潰し。安全に前半を終えた。
 
[前半終了]
得点が入るなら、デカイ白人だし、この時間帯の試合だしで、後半に相手の動きが落ちてきてからかと思っていたが、前半のうちに取れてよかった。
ボール支配率ではまだ負けているので安心はできないが。
後半、まさか走り負けないとは思うが、ロングボールの対応を一つ間違えば失点しそうな相手なので不安はある。
動きの落ちた相手に追加点というのが理想だが。
 
[後半]
両チームとも交代は無し。
日本は、オーストラリアに速攻をさせずに、落ち着いて守備ブロックを形成。
ボランチの位置には、中澤、坪井が飛び出しての守備というのも目立つ。
5分、自陣で奪ってロングボールを右サイドへ。
駒野が追ってペナ横。クロスは上げたが、合わせる者はいなかった。
続いて中村も右からクロスを上げたが、GKに向かって飛んだとはいえこれにも合わせる者無し。
7分、ボールが二つ入ってドロップボール。その中断に坪井が腰をつく。
足を痛めた様子。茂庭が準備を始める。
坪井がまた腰を付いた。
抱えられてピッチから出てしまった。ストレッチをしているということは怪我ではなくて攣ったのか。
1人少ないままゲームは再開する。
9分、茂庭投入。
中盤-前線に使いたい交代カードを一枚使ってしまった。
12分、抜け出そうとした柳沢を押さえてムーアにイエロー。
13分、ロングボールを追った柳沢。GKが飛び出してクリアするが、それを高原が拾う。
シュートはDFに当ててしまったが、そこらCKを取る。
CKから駒野がミドルを打つが跳ね返され、スローインに逃れられてしまった。
15分、チッバーフィールドのスピードに乗ったドリブル突破をDFラインから出た宮本と、福西がはさんで潰す。
16分ムーアに代えて、長身194cmのケネディ投入。
ケネディを狙ったロングボール増え。ポストを防ぐために張り付いてギリギリのディフェンスを強いられる。
20分、ペナ内で、キューウェルの落としからケネディのシュート。
DFに当ててCK。
CKのボールにケネディが飛び込むが触らせず。
22分、右サイドに張った柳沢が、ロングボールを受け、中央に切り替えして走りこんだ中田に出すが、中田スルー。
その反撃で、ペナ前ギリギリで茂庭がスライディングで倒してファール。イエローも貰う。
FKはビドゥカの強烈なグランダーが壁の横(中村が壁からばらけた辺り)を打ち抜いたが、川口が超反応ではじき出す。
25分、この時間でもオーストラリアはそれほどの疲労でもなさそうなのに加え、日本のDFラインに3人ほど張り付いてロングボールの落としからの攻撃、と疲労しても有効な手を多く混ぜ込んでくるようになった。ビドゥカの突破がアクセントとなる。
日本も度々、オーストラリアゴールに迫るが最後のパスが合わない状況。
28分、高原が右サイドを駆け上がって、中央に上がってきた中村へ。
ここで中村まさかのトラップミス。トラップできていれば中村の技術なら前に立つDFの間にシュートでもスルーパスでも狙えたのに。
30分、オーストラリア3枚目の交代。ウィルクシャー→アロイージ
高原が敵陣を切り裂くカウンタードリブル。ペナ内で侵入して柳沢に渡すが、シュートは弱弱しい。
31分、アロイージが中澤の背中を張って倒し、イエロー。
32分、柳沢に代えて小野。
小野はボランチで中田が前に上げるとのこと。3-4-2-1に移行したらしい。
 
日本の繋ぐカウンター、オーストラリアのロングボールカウンターを応酬しあう。
何故か小野が前線に飛び出しまくる。
38分、ロングボール競り合いで中澤がファール。ペナ直前からFK。
蹴るのはアロイージ。またも低い弾丸のシュートだったが、川口が防いでくれる。
しかし、その再開から。
ロングスローが直接ペナ内に放り込まれ、川口が飛び出して競り合ってこぼれたボールをカーヒルに押し込まれてしまい、悪夢の失点。
1-1とスコアが並んでしまった。
40分、CK取るもGKが跳ね返す。こぼれ球を小野がダイレクトにキッカーの中村に送るが長すぎてタッチを割る。
43分、敵ペナ近く右サイドでの中村、小野のパス交換から上がってきた福西に、強烈なミドルはわずかに外れる。
44分、日本DFラインよりわずかに浅い位置で突破にかかる選手からボールを預けられたケーヒル
ライン裏へのパスか、というタイミングで強烈なミドルを叩き込む。
失点。
逆転されてしまった。
ロスタイムは3分。
オーストラリアはまだ元気に日本ゴールに迫る。
45分に茂庭→大黒。
しかし、あまりにも時間が。
CBを削った日本に、オーストラリアは容赦なくロングボール。
DFライン前にもスペースが空き、そこに飛び出してきたアロイージに駒野が交わされて、シュートがまたも打ち込まれる。
48分に差しかかろうというところで1-3。3失点目。
そして試合は終わった。
 
[試合終了]
正直ガックリ来た。
途中まではゲームプラン通りにやり遂げると思われたが。
失点は川口の飛び出しが悔やまれる。
その後は前掛りになったところを、見事に利用されてしまった。
ロングボールをボディブローのように効かせながらも、DFが下がってその前にスペースが出来たらドリブル突破。
途中までは対応できていたのだが。
 
日本代表、ドイツW杯は泥沼からの始まりとなってしまった。