GL-C組 アルゼンチンvsコートジボアール

アルゼンチンは競合だし、初出場のコートジボアール相手に押し込むのかな、と思っていたらさにあらず。
パスの運びもまったりしてるし、コートジボアールもよく攻めてる。
先制点は、24分アルゼンチン。
FKのこぼれ球がバウンドするところを、クレスポが飛び蹴りのように押し込んで決めた。
こぼれるのが解っていたように、クレスポは競り合いに参加せず、後ろに構えていた…
コートジボアールドログバ、カルーがアルゼンチンのDFラインまでは迫るが、最後がいい形で打てない。
そして38分。
リケルメのスルーパスから抜け出してサビオラ
クレスポオフサイドにしようとDFラインが前に動いた瞬間に、出し手と受け手がその一瞬を突いた。
スローで見て、こんなことができるのかと唸った。
そのままアルゼンチンがポゼッションして前半終了。
後半は攻撃の人数を減らしたアルゼンチンが受けに回る。
アルゼンチンの上手さ、ずる賢さが光り、そのまま封殺しそうな雰囲気。
19分にクレスポ、30分にサビオラを下げる余裕を見せるが、アルゼンチンの疲労と共に、序々にコートジボアールが押し込んで行く展開になっていく。
アルゼンチンの出足がかなり鈍くなった37分、逆サイドに流れたクロスを懸命に拾って折り返したボールをドログバが決めて、なんとか1点をもぎ取る。
しかし、その後は両者疲労からプレーの精度が落ち、アルゼンチンもさすがにこの時間帯でのやりかたを心得ていて、そのまま試合は終わった。