アジア二次予選初戦 北朝鮮(ホーム)

Q:小笠原がミツオの癖に海外組イラネとか言ってる件について
A:その意気や良し!
 
と、いう訳で'04年シーズンの記述も終ってないのに代表について書く訳ですよ。
 
 
[スタメン]
 
     玉田   鈴木
       小笠原   
  三都主 福西 遠藤 加地
    中澤 宮本 田中
        川口
 
 
 
[1分]
北朝鮮DFへと戻すボールを全力疾走でチェイスする小笠原。
ちょっと、気負いすぎではないかと早々に思う。
 
 
[2分]
三都主が倒されてFKを得る。
FKの代名詞中村への対抗心か、蹴る気マンマンの小笠原。直接狙うんだろうなぁと思っていると左隅へ曲げてゴール!1-0。
気迫がそのまま結果に繋がった。
 
鹿島でもその気迫を…
 
[6分]
開始からのバタバタもやや収まって、北朝鮮の攻め込む場面が。
忠実なマークと一対一の優位でほぼ守り勝っているが、激しい当たりに笛を吹かれてFKを与えてしまう場面も多い。
 
[11分]
やはり簡単にボールをカットされて、逆襲を防ぐため素早くチェックに行き、激しく当たってファールというシーンが多い。
 
[12分]
小笠原から玉田へ厳しいラストパス。
あまりの厳しさに、もっと速く走れば追いつけるんだよ!というメッセージを勝手に読み取る。
 
[16分]
バタつくボールを敵ペナ前ではたいた小笠原がスライディングで削られて痛む。一旦外にでる。
 
 
[18分]
倒れてもボールをキープしようとする小笠原が蹴られて右ライン際からFK。
三都主が蹴り、直接狙ったボールはGKに弾き返された。
 
[22分]
そろそろ、落ち着かそうとしているのか小笠原はやや低い位置でボールをさばく。
 
[24分]
ペナ前右にて囲んだ隙間から綺麗なシュートを被弾するが、グランダーのボールは川口が落ち着いてキャッチ。
 
[26分]
小笠原のチェックからボールがこぼれてカウンター。
鈴木→加地とサイドに展開するが、センタリングは敵に当ててCK。この時間で初CK。
 
 
[29分]
パスミスから混乱。
川口とDFと北朝鮮の選手が交錯したが、ボールは外に出た。
 
[31分]
加地の顔面への肘打ちを、体を張った(守備)だの言い出すアナウンサーに唖然。
 
[38分]
左から走り込んできた北朝鮮の選手のボテボテのヘッドを川口が見切る。
中澤と競り合いに勝ったようにアナがほざいているが、そもそも別の選手がマークについて下がって…って三都主は着いてきてるだけで最後逃げてるじゃないか。
 
[42分]
小笠原のFK2本。
右サイドラインからキーパーめがけて放り込みというには速すぎるボール。誰も合わせられず、キーパーも弾くのが精一杯。
三都主が動かしたボールを直接と見せかけて、左サイドに上がっている中澤へ高い山を描くボール。中央にヘッドで折り返したがキーパーがキャッチ。
 
[前半終了]
攻めが急ぎすぎのカウンターに偏っている。
ボールを回してゆっくり組み立てようというところでパスミスからボールを失っているので、余計に目立つ。
当たるとすぐ笛を吹く審判の基準が読めず、ファールを与えまくったのもポゼッションが低くなった原因か。
それでも基準が解ってきたのか、終わりの方ではファールをもらう場面も増えた。
 
 
[1分]
左サイドの浅い位置から三都主ペナルティエリア内にグランダーのパスを流し込む。玉田の走り込みにピタリと合ったように見えたがわずかに間に合わず流れる。そのボールを鈴木が敵DFとスライディング合戦に勝ち、キープするも3人に囲まれてアウト。
 
[5分]
田中にイエロー。次節出場停止。
 
[12分]
腿を蹴られて三都主がエキサイト。
敵の選手が相手をしないでくれて助かった。
 
[16分]
北朝鮮のダイレクトのパス回しにペナ前を左サイドから右サイドまで運ばれ、ペナ前右角からアウトにかけたシュートを撃たれて、それが入ってしまう。
川口はクロスと判断して前に出ようとしていた様子。
1−1。悪夢の同点。
 
[18分]
失点を受けて素早く交代、鈴木→高原。
うーむ、ボールの落ち着きどころを増やすことが必要なように思える。
3バックならばMF的選手をFWに。
 
[20分]
と、思ったら田中→中村と4バックにしてOH二人体制。
 
[27分]
高速カウンター。
玉田の高速ドリブルからのDFの間を縫うパスを受けた高原は、アホみたいに切り返しまくった末にシュートを敵に当ててしまう。
 
[29分]
小笠原がDFの狭い間を通し、加地センタリング→逆サイドに飛んでいく。中村拾って三都主に戻しアーリークロス、高原のヘッドは掠って外れる。
 
[31分]
加地のクロスを高原が前に飛ばし、小笠原が詰めてボールは高原のところにこぼれる。そこで無人のゴールの上に蹴り上げる高原。
 
[33分]
玉田→大黒。
代表経験が浅いし、こんな局面で使えるのだろうか。
本山をサブでいれておけば…。
 
[39分]
ペナ前でボールを受けた(というより当てられた)大黒がもの凄いスピードでペナ内に切り込むが敵が多すぎ、シュートは撃てず。
 
[40分]
北朝鮮のFKがポストを掠めていく。
スピード・コースともに素晴らしく少しぶれていればゴール。
松木さんと同じようにビビる。
 
[43分]
ショルダーで相手を倒した三都主にイエロー。
理不尽なカードだが、文句言い過ぎ。
この時間でこのスコアということを考えろ。
 
[46分]
ポジションを空けて走り回る加地の替わりに右サイドに張った小笠原にボールが通り、センタリングはGKにパンチングされた。
が、そのこぼれ球を福西がペナ内へ落し、大黒が体を捻り込んで振り向きざまシュート!ゴール!
2−1。
なんとか勝ち越した。
 
[試合終了]
タフな試合になり、後半は見入ってしまった。
北朝鮮はよく走るチームだった。あまり無かったがギアがかみ合った時はまさに機械仕掛け。
 
以下、試合が落ち着かなかった原因とか。
小笠原はボールを受けた場合、近くの味方に素早くはたく。
中村はこねまわして出せる所を探してから出す。
チームに落ち着きが必要なバタついている局面では、小笠原のパスは通っても、受けた選手、あるいはその先で余裕が無くなり加地・三都主あたりがパスミスをする。
中村なら、完全にそこで仕切りなおしとなるため、その先が落ち着く、ということか。
中村・小笠原併用時は、タイプの違いからよく機能していたように見えた。代表では高スキル選手との併用を前提とした衛星的な評価にとどまるのではないか。
1得点実質1アシスト、ボールを失うミスパスだって中村よりは少なかった訳だが、それでも。

大黒の切り込むスピードは代表FWを並べた中でも別格に見えた。
是非ファミリーに入れとくべき。
ボランチ・WBはボールを失わないようにパス練習してもらえますか?
まったく。