第15節 名古屋グランパスエイト

勝てば4位という最終戦
ああ、名古屋は秋田がでてますね、と。
新井場は出場停止。バロン・FJと、また外国人2TOPをテストか。
 
[スタメン]
 
   バロン FJ
 本山      小笠原
    中田 フェル
石川 大岩 岩政  青木
      曽ヶ端
 
[J's−GOALのこの試合]
http://www.jsgoal.jp/result/20040100020620041128_detail.html
 
 
[2分]
ウェズレイのポストギリギリを狙ったFKを曽ヶ端が横っ飛びではじき出す。
 
[5分]
ヘッドで戻された玉を足裏とラップしようとしたFJがボールの上に乗ったようにこける。
サッカーとかが得意な外人を取った方がいいですよ。
 
[8分]
攻めあぐねて後ろでボールを回している状態。
バックパスが敵に出てしまい、シュートまでもっていかれていまった。
 
[10分]
名古屋の中村からいいクロスが2本目。
新井場が詰めきれていない様子でフリーでボールが渡っている。
 
[15分]
青木がサイドを上がりつつマークを受け、小笠原に戻す。
小笠原も中を切られ、どうするのかと思ったら縦のスペースに浮きだまを出し、
青木を走らせる。
青木は右サイドから思い切り良くシュート、で上に枠を外した。
 
[16分]
小笠原が浮きだまで名古屋ラインの裏をさらに2回狙ったが、シュートにまでは結びつかず。
 
[18分]
名古屋最終ラインの前で散々ボールを回すが、シュートにまでいけず。
 
[20分]
名古屋のDFラインの前のスペースでマークを受けずボールを受けた本山が、振り向いて猛然とドリブルでDFラインに向かって突っかける。
DFと接触する寸前で右サイドでこれまたノーマーク・ドフリーのFJにパス。
FJはグランダーシュートでファーを打ち抜き、ゴール。
1-0。
FJ今期初得点。
 
[34分]
ここまで、名古屋が攻勢で低い位置で取り返した鹿島のカウンターという展開。
ハーフラインあたりで本山に預けてDFラインの間に走っていくバロン。
マークがゆるいのを見た本山はその間に性格にロングパスをすべりこませる。
バロンは前へ流してペナルティエリアに切り込んだが、楢崎の飛び出しで防がれた。
そして名古屋逆襲→鹿島逆襲と続く。
 
[37分]
左サイド奥で敵を背負い縦パスを受けた本山がガツンと倒されて倒れる。
そのまま1分ほど倒れていたと思ったら審判が確認にいき、外に出る。
スタッフは手で×を出す。
腰をやられたらしく、10人でゲームがつづく。
 
[40分]
ようやく本山の替わりに深井が出てくる。
今日は小笠原の調子がかなり悪く、あっさりボールを取られている。
逆に本山は中盤のスペースでドリブルしまくっていただけに深井・本山を並べたかったのではないだろうか。実に惜しい。
 
[42分]
青木がハーフラインをやや超えたあたりからロングアーリークロスをあわせる。
ペナ内でのFJのヘッドはやや高かった。高精度の素晴らしいパスだった。
 
[前半終了]
名古屋の中盤にはスペースが多い。
DFも集中力を欠き、DFの間でフリーになることもしばしば。
鹿島は小笠原が不調。本山はスペースの多い中盤と相性良く、キレキレだったが潰されてもういない。
ボールを奪う位置が低い為、どうも得点が重ねられない。
DFの前にスペースを作ってでも引いている相手に、ロングボール多用では当然の話。
守備を言えば、ペナルティエリア内にラストパスを良く出されている。
0点でおさえているが、スペシャルなストライカーがいるチーム相手ではこうはいかないだろう。
 
[0分]
名古屋はマルケス→平林と交代してきた。
狙いは不明。
 
[1分]
人数の少ないDFが孤立しているところに名古屋選手がなだれ込むカウンター。
中村に対して左サイドで石川が時間をかけさせ、その間に味方がもどってベタ引き陣形を作って危なげなく防いだ。
 
[5分]
上がる石川がFJにボールを預ける。なんでもないショートパスをトラップミスで弾き、敵に取られてしまう。助っ人ってなんだっけ?
その辺で角田にイエロー。
 
[11分]
FKで、DFラインは誰も触れず、大外にいた古賀にフリーでヘッドを許してしまう。
上に外れて助かった。
 
[12分]
CKが笛で中止される。
岩政が秋田とやりあっていた様子。
 
[15分]
名古屋の攻撃を中央に密集してDF陣が防ぐ。
そこからこぼれたボールが左サイドに出てしまい、ファーにグランダーシュート。
枠を外れていたが、中谷が押し込める位置に駆け込んできた。
青木のスライディングで伸ばした足にかすり、ギリギリのところでボールは外に出た。
青木の身体能力で助かった1点。
 
そのCKを曽ヶ端が外にはじき出し、またCK。
低い弾道のボールをウェズレイと突っ込んだ大岩が打ち上げてしまい(後で、ウェズレイがわざと打ち上げたと判明)、曽ヶ端がジャンプしてキャッチしたところに秋田が突っ込んできて体当たり、ボールをこぼす。
そのボールを押し込まれて、場内放送のゴールコールが聞こえたが、ファールで得点にはならなかった。

[17分]
交代、バロン→鈴木。
今日は両方の外人FWは運動量少なく、ボールもキープできずに良い出来ではなかったがバロンにも相方がFJじゃなければ、という言い訳は許されるだろう。
 
[21分]
青木からFJにまたも高精度ロンボール。
FJは敵を引きずっていきながらペナルティエリア侵入までは果たしたが、最後のシュートをいつもの様に敵に当てて終了。
 
[22分]
クリアボールを蹴った後の新井場に中村が突っ込んできてイエロー。
 
[23分]
中盤でボールを奪った深井から鈴木にパス。
鈴木はだしどころ無く、右サイドにドリブルしていってから中を向くがそこを秋田が倒してイエロー。
名古屋は荒れてきた。最終戦だからカードも関係なしということなのか。
 
[26分]
敵陣で中谷に絡まれながら鈴木がドリブル。
振り払ってしまい、笛が鳴る。しかし聞こえなかったのかプレーを止めず、中へドリブルしていったところをクライトンが突き飛ばしてやめさせる。
そして鈴木にイエロー。
 
[27分]
石川が画面外で倒れていた。
かなり左足が痛そうでピッチの外に出る。
 
[32分]
センターサークルから鈴木がドリブル。やや右サイドに流れペナルティエリアに差し掛かったところでグランダークロス。これがFJにピタッとあっていたが、直前で古賀のスライディングに引っかかり、弾んだボールはFJはやや行き過ぎてしまい蹴れず、楢崎に押さえられた。
ボールに集中しろ!と怒っていると、笛がなって名古屋ゴール前が荒れている。
名古屋選手達が猛然と審判に抗議している。
先ほどの古賀のスライディングがバックパスとみなされ、手で触った楢崎はペナルティエリア内で反則を犯していた、ということらしい。
PKの位置から直接FK。名古屋選手達はびっしりとゴールマウスを埋める。
ゴールライン近くから一歩でも前へでてはいけない前代未聞の状況。
さんざんフェイントで敵を焦らして、敵の飛び出すパターンを観察し、フェルナンドがその飛び出した隙間を通してゴールを決めた。
この間にクライトンにイエロー。
この後、FJ→名良橋と交代。
 
[34分]
鹿島ペナルティエリア直前で、FKの守備で鹿島の誰か(確認できず)がウェズレイを引っ張ってしまいFKを献上。
ペナルティエリアの前の半円辺り。FKとしては至近距離。
先ほどと攻守を逆にしたようなシチュエーション。
これはウェズレイが外してしまい助かった。
 
[37分]
ウェズレイ→山口。
名古屋は育成モードなのだろうか。
ならファール止めて欲しいなぁ。
 
[39分]
ボールに触った鹿島選手を名古屋の選手がうしろから体当たり・足を蹴るというシーンが2つ続き(それでもボールは取られなかったのは見事)、古賀にイエロー。
だから止めろよ。
 
[40分]
珍しくドリブルで駆け上がる大岩を角田が後ろからスライディングで足を直撃。
イエローがでる。
角田は今日2枚目で退場。
だから止めろって。
 
[41分]
また、名古屋選手が左サイドに開いた小笠原を手で捻り倒そうとしてファール。
FKゲット。今日の小笠原ではあっさりGKに蹴ってしまった。
 
[42分]
名良橋・青木パス交換で右サイドを青木が駆け上がる。
ペナルティエリア横に差し掛かろうというところで敵に当たられてボールは取られてしまうが、それを小笠原が掻っ攫い中央にドリブル。DFをひきつけたところでペナルティエリア右側へ転がす。そこへ鈴木が走りこんでフリーでシュートを打つがビッグチャンスはファポストの外側に転がっていった。
 
[44分]
自陣ペナ左外で大岩と中村が対峙。足を止めて大岩はいくらでも時間をかけさせる体勢。中村が中へすばやく切り返してファーへクロス。大外はいつものようにマークしきれず、平林があわせるがヘッドは外れた。
 
[45分]
クライトンを2回連続で小笠原が倒してしまい、イエロー。
 
[試合終了]
小笠原が不調。本山が怪我させられて交代。
外人2topが名古屋に対してはミスマッチ。
これだけの要因があっても2-0で勝利。
ペナルティエリアには散々簡単に侵入されたが、名古屋が最後の精度を欠いて無失点。
CK数では3:8と負けているのがその辺を表している。
名良橋の復活具合はリードして引いている局面だった為、確認できず。
これで2ndは4位で終了。